心のブログ 輝きのゆりかご
「 明日は別人 」
こんにちは、かずてるです。ご訪問に感謝します。
いきなりですが、明日になったら今の自分は別人だ。
そう理解できる人はどれくらいいるでしょうか?
なにも自分に限ったわけでなく、周りにいる他人も同じです。
自分も他人も形は全く同じように見えても、一寸先はもう同一人物ではありません。
どうして? そう思われる方も多いでしょう。
理由はこうです。
時は止まっていません。常に流れているものであり、全ての物事は時間に寄り添い変わりゆく存在です。
例外はこの世に一つとしてありません。
だから、昨日も今日も明日もいつも同じままではないのだと、理解していただけると思います。
もしそのようなことがあるとすれば、
一つの感情にこだわり、留まろうとする人の心 です。
人は何者かによって傷つけられたり強い後悔があると、その時のネガティブな感情を消し去ることができず、ずっとそこに立ち止まってしまいます。
前を向かなきゃと思い立ち上がっても、何かの拍子に過去に引き戻されることもあります。
また逆に、過去の栄光が素晴らしいものだったために、それができなくなった今とのギャップに苦しむ人もいます。
これらは心の問題です。
時は流れているのに、心だけが止まってしまったり過去に戻ろうとする思いは、自然の摂理に逆行しています。
時の経過を認めないかぎり、この苦しみからは逃れられません。
苦しみの原因となっているものを一度考えてみましょう。
他人と自分 / 自分と自分
この二つの間柄は、一見別物のように見えて根本的には全く同じ性質です。
時間と同じで、自分も他人も変わりゆく存在だと理解していれば、次の瞬間は別人であることに気付きます。
では、相手が他人だとしましょう。
ある人と意見の食い違いから、両者の間に不和が生じています。
でも明日になったら、対立した ” あの人ではない別人 ” なんだ
と考えれば、気軽に声だって掛けられるかもしれません。
では、相手が自分自身だったらどうでしょうか?
今日までの自分はなにをやってもうまく事が運ばず、自身に対してイライラが募るばかりです。
でも明日になったら、失敗続きの ” 自分ではない別人 ” なんだと考えれば元気と希望が湧いてきます。
相手が他人だろうが自分だろうが、ネガティブな感情は今日で終わりにしましょう。
日付が変わったら、自分を含め周りはもう別人ですよ。新たな気持ちで向かいましょう。
過去の人はいない
人は変わりゆく存在
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