心のブログ 輝きのゆりかご
「 かずてるの部屋〜質の違い〜 」
こんにちは、かずてるです。
今日は「かずてるの部屋」からお送りします。
このコーナーでは、僕が今思うことや社会問題について取り上げています。
今、世界的な流れとして、男女の差別、格差を是正しようということで、性の平等化がスタンダードになりつつあります。
ジェンダーの公平性
つまり男女が昔からそれぞれ担ってきた役割をどちらもやろうという試みであり、垣根を外して自由に行き来できるようにという考えが根底にあります。
ナゼこのような考え方が出てくるのかというと、現代は多様化ゆえに男女それぞれに多くを求められるようになったからです。
性別が、過去の概念にとらわれない生き方に変えようというわけです。
もともとは女性の社会的地位が低く、虐げられてきた歴史が起因していますが、
男尊女卑を生んだ背景には、男性と女性とでは人としての ” 質の違い” を理解できていなかったからだと僕は考えています。
男と女、性が2つあるという事実にはちゃんとした意味があるのです。
両者は同じではないため、差があるのは当然ですが、
男性は身体が大きく体力がある。 女性は子を産み育てる包容力がある。
これだけでなく、男性ならでは女性ならではの特徴もありますが、今挙げたものは決定的な ” 質の違い” です。
男女それぞれが質を活かして、経済を大きく動かしたり、子育てや家事で家庭を守る。
という具合に昔から社会を回してきたのです。
特に、多くの女性がしている家のことはお金には換算されないが、社会的にもたいへん重要な仕事であると知らなければなりません。
なんの仕事にも同等の重みを有しています。
では、別の角度からもう少し理解を深めて頂きましょう。
先頭に立って指揮をとるのに長けている人がいます。
一方、裏方に徹することで力を発揮する人がいます。
この両者に優劣はつけられませんよね。
また、似かよった能力を持つ者が、強みを生かして適所に複数集まれば、とんでもないパワーを発します。
向き不向きを見ないで、質の異なるものが同じステージでうまくやろうという考え方は、少し乱暴だと僕は思っています。
質の違いは個性です。強みです。逆に弱みでもあります。
しかし、質の違いを格差と混同してはならない。混同しているからうまく行かない。
質が違うのに同じことをやりましょう。というのは最初から向かう方向がズレています。
何でもかんでも平等を謳う前に、それぞれが特長を知り役割を尊重することこそが、今わたしたちの社会に求められているのではないでしょうか。
人それぞれの個性の違いを、あなたはどう理解していますか?
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