心のブログ　輝きのゆりかご

「たし算とひき算」

こんにちは、かずてるです。今日も元気にスタートしますね。

世の中を観察すると、私たちの日常では良いものはとりあえず取り込んでおこうとする行動が見受けられます。

おそらく、そうすることが有益だと考えるからでしょう。

食べ物に関するお話をすると、体にいいとされる食品がTV番組で取り上げ紹介されると、翌日にはスーパーからその品物が消えて無くなるといった現象がしばしば起こるようです。

これは番組を視聴して消費者が、こぞって購入に走った結果でしょう。

どちらにしても、数日間の小さなブームで終わるようですが …… 。

食品に限らず、欲しい物があって役に立つからといってたくさん買い集めても、押し入れはいっぱいとなり、やがて使わずに捨てられてしまうもったいないケースも珍しくありません。

情報に関しても同じです。自分に必要だと思って得た情報もあまりにたくさん取り込みすぎて、頭の中が整理できない。あれもこれも気を回すのは大きな負担となりかねません。

つまり ……

取り込むということ　　⇨　　たし算　です。

いくら有益だと言っても、いつまでもたし算ばかりはしていられないのが自然の法則です。

そこで求められるのが、

取り込まないということ　　⇨　　ひき算　です。

食品の話に戻しますが、体にいいものを摂るのは大事かもしれません。

しかし、逆にとらないことの方が体にいいこともあります。

定期的な断食を取り入れたり、胃腸が弱っている時は食事を抜いて休ませる。

これは意外にも、薬に頼るより理にかなっているのだそうです。

日常において、たし算は意識しなくてもやっていたりするものですが、ひき算という発想はそれほど思いつかないものです。

ひき算はため込んで複雑になったものをリセットする作業でもあります。

そしてもう一つ重要な点をご紹介します。

” ひき算しておくと、後からの足し算がとても効果的になる ”

盲点となりがちな ” ひき算 ” をうまく使って ” たし算 ” とのバランスをとれば、何事もうまく回っていくと僕は思っています。

いまいちバランスに欠けるというあなた。ぜひ活用してみて下さいね。

　　たし算をしたら

　　同じ分だけ引き算しよう

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