心のブログ 輝きのゆりかご
「始まりと終わり」
こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。
物事には ”始まり” と ”終わり” が必ずあります。
むしろ当てはまらないものは一つとしてなく、この二つの要素が交互に入れ替わりながら、物事を創造しているといえます。
あなたは ”始まり” と ”終わり” についてじっくり考えてみたことはありますか?
この二つは両方があってこそ成立するものです。
始まるということは、いつか終わりがあり、終わりを迎えた瞬間から始まりに姿を変えます。
これから先のお話をする前に、一つ注意したいのは、
「終わった後に始まる物事がなかったら、それまででは?」
という疑問が出そうですが、それは絶対にありません。
転職にまつわるたとえをお話しますと、
ある仕事を辞めて、ここでひとつの終わりを迎えたとします。
もし就職先はないとしても、その後はどうなるかといえば、” 仕事をしない ” という始まりがあるように、生きている限りはその空白を埋める何かが必ず入るからです。
”始まり” と ”終わり” は常に表裏一体となり共存しています。
では、あなたにお聞きします。
”始まり” と ”終わり” どちらを大事にしていますか?
始まりは「最初が肝心」と言われているように、
いいスタートを切ることは何よりも先決だ。
というのは、始まり派の意見かと思います。
終わりは「立つ鳥跡を濁さず」のように締めくくりこそしっかりするべき。
という終わり派の声も聞こえてきそうです。
始まり派 終わり派 どちらか決まりましたでしょうか……。
どちらも大切ですが、どちらかに重きを置くとしたら、
僕なら迷わず ”終わり” を選択します。
これにはちゃんとした理由があります。
本音は ”始まり” からコケるのはゴメンですよね。
だから、慎重にいくけれど、それでも失敗してしまうこともあると思います。
しかし、ありがたいことに始まって終わるまでの間には、
挽回するチャンスがあります。
一方で ”終わり” はそれができません。
失敗したまま終わりを迎えるのは、悔やんでも悔やみきれませんよね。
人間関係においても、最初の出会いは好印象で意気投合していても、
ひょんなことから関係がこじれ、仲たがいして終わってしまうこともあります。
それよりも、最初の出会いは最悪だったけれど大の仲良しになったり、
異性同士ならゴールインしたりという話になるかもしれません。
こうお話しをすると、終わりを大切にするメリットの方が大きく感じられるはずです。
もう一つ利点があるとすれば、はじめの方で
” 終わりを迎えた瞬間から始まりに姿を変える ”
と言いましたが、
良い終わり方をすれば必然的に
良い始まりがスタートができる のです。
転職の話でも、前の職場をやめる際に、もめてケンカ別れして飛び出すのか、
自分なりに一生懸命やってステップアップするやめ方とでは、
次の始まりに違いが出るのは誰の目にも明らかです。
シェイクスピアの「終わりよければすべて良し」
という魔法のような文句が僕は大好きです。
”終わり” を大切にする人生がどれほどわたしたちに有益か、
少しでもわかっていただけたでしょうか。
”始まり” と ”終わり” は実に深いものがあります。
このテーマは深いので、別の機会でも取り上げてみたいと思います。
終わりに重きを置けば
始まりは心配なし
今日はこの辺で。 ご覧いただきありがとうございました。 次号もお楽しみに。
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