心のブログ　輝きのゆりかご

「意識を向ける」

あなたは毎日の生活で、意識的に行っていることがどれくらいあるでしょうか？

わたしたちは朝起きて寝るまでに、たくさんの行動をしていますが、いつもと変わらない平均的な一日だったら、さほど意識しなくても身体がそれなりに動いてくれます。

そう考えると、意識してやっていることの方が少ないと気付きます。

意識を向ける　＝注意を払う、注目する、興味を持つ

どれも同じ意味です。今日の投稿をこれらの語句に置き換えてお読みになってもいいでしょう。

一つ一つの行動に意識を向ければ、今まで無意識にやっていたものが、変化に富んだものに変化することだってあります。

通勤を例にとってみましょう。

電車通勤している人が、
ただ意識せず電車に揺られているよりも、意識的に車内広告に目を通す。
ひょっとしたら、欲しかった情報が得られるかもしれません。

もっと大胆にいくなら、いつもの電車ではなく、バスに乗って通勤してみる。

景色が新鮮だったり、偶然にも旧友にバッタリ再会した。
なんてこともあるかもしれません。

クルマで通勤の人なら、
無意識にいつもと同じように運転しているところを、あえて自然の多い別ルートで行ってみる。

せっかくなので、急発進急加速にならぬよう、やさしい運転を心がけてみる。

そうすると、車窓から見える自然の緑に癒されたり、エコ運転で燃料代が少し浮くかもしれません。

このように視点が変わると、心の反応も変わります。

かったるいと思っていた通勤の中にも楽しさを見ることが出来ます。

通勤だけでなく、人間関係に当てはめれば、顕著にその効果を体験できると思います。

身近な人の、ヘアスタイルが変わっていたら、イイね。と、気づいて声をかけてあげる。

ほかにも、友人の好きな趣味があったなら、
自分も少しカジってみることで、友人と共通の話題が増えるでしょう。

これがビジネスの現場で、人それぞれの仕草やクセを見分けられれば、場の空気が読めるようになり、仕事の効率も上がるかもしれません。

あらゆるものに意識を向けると、今まで見えてこなかったものが見えてきます。

それは気づきという形で受け取ることとなります。

意識を向ける事がいいのはわかったけど、
行動全てに意識を持って取り組むなんて、逆に疲れてしまうのでは？

という意見も聞かれそうです。

答えは…　　　いいえ、疲れてしまうことはありません。

どうしてかというと、無意識にやればそこに計画や意図はなく、結果としてムダが出たり、していた行動をあまり覚えていないというデメリットが発生します。

むしろ、こちらの方が疲れてしまいそうです。

何に対しても意識を向けてみれば、今の生活がまた違ったものになります。

何かスパイスが足りない。と感じているあなたには、少しずつ取り入れてみるといいことがあるかもしれませんよ。

　意識すれば

　見える　気付く　はかどる

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