心のブログ　輝きのゆりかご

「常識のあり方」

本日のご訪問誠にありがとうございます。

いきなりですが、あなたに問いかけします。

” 常識 ” とは何でしょう？

” はっきりとは定義できないが、こういう場面ではこういう振る舞いがベターだろう ”

と、僕は解釈しています。

ところが、 ” 常識 ” というものは実に曖昧で、人によっても、時間の経過によっても、随分違ったものになります。

では、世の中に目を移してみましょう。

” 常識 ” を引き合いに出して持論を展開している人がいます。

別の人がそこに入って、それは間違っていると異論を唱えます。

お互いに ” 自分の持っている常識 ” こそ世の中のスタンダードだ。

と言わんばかりに、揉めている場面に遭遇した人も多いかもしれません。

また、昔は常識とされていたものが10年もたつと、
非常識に変わるということもよくある話です。

簡単に言えば、いずれも ” 思い込み ” なのです。

” 常識 ” が絶対譲れない固定観念と思ってしまうから、頭がカタくなってしまう。

” 思い込み ” と認識すればそれに強く縛られることはありません。

” 思い込み ” がいけないかというと、そうではありません。

” 常識 ” という名の思い込みは持っていても損はないので、
うまく利用すればいざという時の助けになるでしょう。

ただし、自分の枠を越えて他人にそれを押し付けてしまうようなことになれば、前出のようなトラブルを招いてしまいます。

逆に他人の ” 常識 ” を冷静に聞いてみると、自分の中にあったこれまでの常識がくつがえることもあります。

これは学びとなって自分の中に溶け込んで行くでしょう。

自分だけの固定観念に縛られず、何事も受け入れる心の器を持っていれば、

” 常識 ” はもっと流動的なものになります。

常識は絶えず人々の間を出たり入ったりして、たくさんの価値として共有されることになるでしょう。

それが常識のあり方だと僕は思っています。

あなたならどう考えますか？

　常識は思い込みであり

　出入りを通して共有される

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