心のブログ 輝きのゆりかご
「今日の風景〜タネの不思議〜」
本日は「今日の風景」からお届けしたいと思います。
春の装いはもうすぐの今日この頃ですね。自然も季節なりの彩りでわたしたちを迎えてくれます。
先日、物置で探し物をしていると、小分けされ袋に入った花の種を見つけました。
2種類のタネが入っており、心当たりがあったので、おそらくヒマワリとアサガオだと思われます。
タネは見れば見るほど不思議だなと感じます。
ナゼかといえば、こんな小さなものが芽を出し葉をつけ、たくましい茎となり花を咲かせる。
これだけの過程が備えられていることに自然の神秘を感じます。
しかも、条件がそろえばいつでも……。
タネには寿命があるそうで、ヒマワリで 3~4年、アサガオは 5年ほどとされています。
翌年に出番がなくても、次の機会をタネのまま静かに待っているんですね。
当たり前ですが、
ヒマワリの種からはヒマワリが。
アサガオの種からはアサガオがしっかり花をつけます。
先代から脈々と遺伝子を受け継いでいるところは、人間と同じですね。
植物にも個性があって、環境にもよりますが同じ種類でも花の色やサイズ、咲いている期間は様々です。
タネの時点では察することができませんが、立派な花になる可能性を存分に表現しているのは植物のすごいところです。
人知を超える神秘に満ちているといっていいでしょう。
わたしたち人間もタネを起源とし、今でも人としてのタネを心の中に持っています。
植物と同じように、あらゆる可能性を持ってスタートしているはずです。
ならば、キレイな花を咲かせることにパワーを注ぐ。
もし咲かなかったとしても、咲くと信じて努力する過程が美しいのです。
それがわたしたちに与えられている可能性への挑戦です。
心の中のタネは、世に出たいとその時をじっと待ち望んでいます。
あなたにとってキレイな花とはなんですか?
次の投稿を見る → https://kagayaki-yurikago.com/toukou-069
コメント
[…] 次の投稿 → https://kagayaki-yurikago.com/toukou-068 […]